歯並びの重要性
歯は、食べ物を噛むだけでなく、
顔の成長、脳の成長、発音、呼吸などにも大きく関連しており、
歯並びが悪いと様々な症状を引き起こしてしまいます
歯並びが悪いと・・・
- 口元がきれいに見えない
- 発音しづらくなる
- お顔全体のバランスまで崩れてしまう
- 口がポカンと開いた状態になり、口呼吸をする
- 食べ物をしっかりと噛むことができない
- 歯磨きが行き届かない
- 口の中が不衛生になりがち
- 胃腸に負担がかかる
- 虫歯や歯周病のリスクが高くなる
上記の症状が全て起きるわけではありませんが、歯並びの種類によっていくつかの悪影響が出てきてしまいます。特に見落としがちなのは、呼吸に関することです。舌の筋肉が発達せず、位置も良くないと、歯並びが悪くなるだけでなく、鼻での呼吸がしづらくなってしまいます。当院では、歯の矯正治療を行うだけでなく、舌のトレーニングや姿勢のトレーニングも取り入れて、しっかりと鼻呼吸ができるようにしています。
子供の矯正
成長期だからできること
子供の歯並びを治療する時は、ブラケットとワイヤーで歯を移動させるだけでなく、顎の成長を促す治療や、舌や唇の筋肉を強化するためのトレーニングを行うこともあります。ただ歯の位置を変えるのではなく、成長に合わせてお顔全体のバランスを整えることで、負担は少なく、効果は高い矯正治療が可能になります。また、早めにこれらの治療を受けておくことで、大人になった時、矯正治療のために歯を抜かなければならないリスクを抑えることに繋がります。また、鼻呼吸になることで全身の健康にも良い影響が現れたり、舌の癖がなくなることで歯の位置が再度悪くなる可能性が減ったりします。
お子さんが怖がらない歯医者さん
当院は、矯正治療專門の歯科医院ですので、虫歯治療のドリル音が院内で鳴り響くようなことはありません。そのため、お子さんが恐怖心を持たずに、通って頂けるかと思います。矯正治療は患者さんとの協力が大切になります。スタッフも含め、みんなで良い治療が行えるよう取り組んでおります。
大人の矯正
何歳になってもできる矯正治療
歯並びは気になっていたけど、治療せずに放置したまま大人になってしまった。そんな方もご安心ください。矯正治療は、何歳になっても受けて頂くことができます。実際に当院では20代、30代、40代の方はもちろん、中には70代で矯正治療を受けられた方もいらっしゃいます。歯の見た目をきれいにして自信を持つためにも、虫歯や歯周病のリスクを減らすためにも、ぜひ矯正治療をご検討頂ければと思います。今からでも遅くはありません。まずカウンセリングへお越しください。
矯正治療を始める方はこのようなきっかけの方がいらっしゃいます
- きっかけがなかっただけで、ずっと歯並びが気になっていた
- できるだけ長く自分の歯を使い続けたい
- 結婚式を控えている
- 虫歯や歯周病の治療を受けた時に、歯並びのことを指摘された
歯周病の方へ
矯正治療では、歯に力を加えて位置を移動させていきます。また、装置を取りつけている間は、特に口の中の衛生管理が必要になります。そのため、歯周病の方は、まず一般歯科で歯周病治療を終えて頂き、健康な状態になってから矯正治療を始めるようにしましょう。当院では大学病院や総合病院のの口腔外科や一般歯科医院との連携を図り、総合的に歯の健康を守れる体制を整えております。
かかりつけの医院がある方はかかりつけの医院で受診をして頂き、治療計画を立てていきます。かかりつけの医院がない方は当院より信頼できる歯科医院をご紹介させて頂きます。
部分矯正
- 歯並びで気になるところはあるけど、一部だけなので矯正治療を受けるほどではない
- 1本だけ歯の位置や向きがおかしい
- 歯がないところで横の歯が倒れてきた
そんな方向けに、当院では部分矯正を行っています。治療期間や費用を抑えて、必要な部分だけ、歯の位置や向きを治していきます。ちょっとだけ歯並びが気になるという方も、まずはカウンセリングで相談してみませんか?
矯正治療における一般的なリスクについて
- 最初は矯正装置による不快感、痛み等があります。数日間~1、2 週間で慣れることが多いです。
- 歯の動き方には個人差があります。そのため、予想された治療期間が延長する可能性があります。
- 装置の使用状況、顎間ゴムの使用状況、定期的な通院等、矯正治療には患者さんの協力が非常に重要であり、それらが治療結果や治療期間に影響します。
- 治療中は、装置が付いているため歯が磨きにくくなります。むし歯や歯周病のリスクが高まりますので、丁寧に磨いたり、定期的なメンテナンスを受けたりすることが重要です。また、歯が動くと隠れていたむし歯が見えるようになることもあります。
- 歯を動かすことにより歯根が吸収して短くなることがあります。また、歯ぐきがやせて下がることがあります。
- ごくまれに歯が骨と癒着していて歯が動かないことがあります。
- ごくまれに歯を動かすことで神経が障害を受けて壊死することがあります。
- 治療途中に金属等のアレルギー症状が出ることがあります。 治療中に「顎関節で音が鳴る、あごが痛い、口が開けにくい」などの顎関節症状が出ることがあります。
- 様々な問題により、当初予定した治療計画を変更する可能性があります。
- 歯の形を修正したり、咬み合わせの微調整を行ったりする可能性があります。
- 矯正装置を誤飲する可能性があります。
- 装置を外す時に、エナメル質に微小な亀裂が入る可能性や、かぶせ物(補綴物)の一部が破損する可能性があります。
- 装置が外れた後、保定装置を指示通り使用しないと後戻りが生じる可能性が高くなります。
- 装置が外れた後、現在の咬み合わせに合った状態のかぶせ物(補綴物)やむし歯の治療(修復物)などをやりなおす可能性があります。
- あごの成長発育によりかみ合わせや歯並びが変化する可能性があります。
- 治療後に親知らずが生えて、凸凹が生じる可能性があります。加齢や歯周病等により歯を支えてい る骨がやせるとかみ合わせや歯並びが変化することがあります。その場合、再治療等が必要になることがあります。
- 矯正歯科治療は、一度始めると元の状態に戻すことは難しくなります。