口腔筋機能療法(MFT)とは?
歯並びや咬み合わせの形成は、幼少期の生活習慣や癖などが大きく影響を及ぼします。例えば、指しゃぶりを長く続けていたり、舌のくせを放置していると、歯ならびに影響を与えることがあり、結果的に「噛む」「飲み込む」「話す」「呼吸する」といった機能にも影響があります。舌突出癖や開咬、上顎前突を招いたり、アレルギー性鼻炎などによる口呼吸の習慣が、口周りの筋肉の弛緩につながり影響を与えます。このようなくせ、いわゆる口腔習癖を取り除き、口腔機能の不調和を改善する訓練のことを口腔筋機能療法(MFT ; Myofunctional therapy)といい、正しい舌、口唇の位置や動きなどを指導します。
改善するべき舌のくせ
飲み込む時際に、舌が前方や側方に突き出てしまう
平常時に、舌がだらんとし、下に位置している